今後もスコットに代わるクローザーの選手はいないのだろうか(C)Getty Images ドジャースにとってクローザーのタ…

今後もスコットに代わるクローザーの選手はいないのだろうか(C)Getty Images

 ドジャースにとってクローザーのタナー・スコットの起用が悩みの種となっている。

 今年の1月に4年総額7200万ドル(約112億円)の大型契約でパドレスから移籍した31歳の左腕は、ここまで53試合で防御率4.47という成績で、9度のセーブ失敗と安定感に欠ける投球が続いている。

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 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「デーブ・ロバーツ監督は、ドジャースにはタナー・スコットの代わりとなる選手はいないと基本的に認めている」と伝えた。

 記事では、ロバーツ監督が23歳のエドガルド・エンリケスを例に挙げ、リリーフ陣について語ったことを紹介。指揮官は「例えば、エドガルド・エンリケスがメジャーリーグで10イニングを投げたからといって、彼が救世主になるとは思わない。実績や信頼関係を築いてきた投手にチャンスを与え続けることも必要だ。また、新しいチャンスを掴んでもらうことも重要だ」と述べたという。

 まだメジャー経験の少ないエンリケスだが、ここまで15試合に登板して防御率1.98の好成績を残している。しかし、信頼を得るには実績が十分とはいえない。

 また、記事では、IL入りから復帰予定のアレックス・ベシアについては「彼は典型的にセットアッパーとしての立場が強い」と記し、クローザーの役割は適さないとみている。

 「ドジャースには代替案が全くない。オフシーズンの補強は無駄だったのか? 現有戦力で何とかするしかないが、誰も楽観視できるような状況にはなっていない」と、現状はスコットの経験と実績に頼る可能性が高いが、10月のプレーオフに向けて不安は尽きない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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