9日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ5日目、Bグループ1位のアメリカがオー…
9日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ5日目、Bグループ1位のアメリカがオーストラリアに11対1で6回コールド勝ちを収め、5連勝で1位通過となった。
アメリカはオーストラリアの守備の乱れの間に2回まで4点先制。その後、なかなか点が取れず、5回表にはバッテリーミスで1点を取られ、アメリカらしい強打が見られず、苦しい試合展開だった。
それでも6回裏、オーストラリア投手の制球の乱れ、エラーなどが絡んで一挙7点を入れ、11対1となり、6回コールド勝ちとなった。
試合後、アメリカのエクスタイン監督は「先制できたのは良かったのですが、オーストラリアさんの頑張りもあり、なかなか点を奪うことができませんでした。今日は投手陣が頑張ってくれました」と投手陣の出来を称えた。
投手陣の出来は凄まじいものがあった。どの投手も剛速球を投げ込む。
先発のコールマン・ボースウィックは最速151キロの速球、切れのある130キロ後半のカットボールで3回無失点、6奪三振の快投。2番手のブロディ・クレーンが155キロをマーク。ブロディは6回に制球を乱し、3番手のケイデン・ウェクターはパスボールで1点を献上(失点はブロディ)したが、常時150キロ台の速球、140キロ前半のスライダーの切れ味は抜群だ。
今大会登板した10投手中、8投手が150キロ超えという超強力投手陣である。
スーパーラウンドでは日本との第1戦で対戦と見られている。
エクスタイン監督は「日本は誰が凄いというのではなく、どの選手も才能に溢れた選手が多い。強いチームです」と警戒の様子だった。