14日に阪神競馬場で行われる第43回ローズステークス(GII、阪神芝2000m)には、オークス馬カムニャック、同レース上…
14日に阪神競馬場で行われる第43回ローズステークス(GII、阪神芝2000m)には、オークス馬カムニャック、同レース上がり最速で3着のタガノアビーや、NHKマイルC3着のチェルビアットなどが出走予定。
ここでは、過去10年から予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■前走オークス組が6勝
西の秋華賞前哨戦たるローズS。近年では春のクラシックで好走を果たした有力馬たちが本番への直行を選択するケースが増えているなか、今年は2016年シンハライト以来のオークス馬が参戦と、例年に比べて豪華なメンバーが揃った。
オークス【6.2.3.35】 1勝クラス【3.4.2.27】 出雲崎特別【1.0.0.0】 三面川特別【0.1.0.1】 フローラS【0.1.0.2】 藻岩山特別【0.1.0.1】 青島特別【0.1.0.0】 桜花賞【0.0.1.3】 道新スポーツ賞【0.0.1.1】 八ヶ岳特別【0.0.1.0】 西部スポニチ賞【0.0.1.0】 HTB賞【0.0.1.0】
カムニャックを筆頭とした前走オークス組は、過去10年で6勝を挙げ前走ローテ別でトップの勝利数。
とりわけ優勝馬は、先述したシンハライトと2015年のミッキークイーンの2頭が出走し【1.1.0.0】と、オークス馬の格に違わない成績を残している。今回のカムニャックも同様にオークス馬の威信を懸けた好走を期待したいところ。
その他、パラディレーヌが該当するオークス4着馬も、【2.0.1.2】で複勝率60%と中々の好成績。昨年のクイーンズウォークも同様の臨戦過程からここで優勝を果たしている。
一方、オークスで6着以下だった馬の成績は【2.1.0.30】。2022年優勝のアートハウスなども含まれてはいるが、複勝率9.1%と低水準。如何にクラシックに乗った馬といえど、掲示板内の実績は欲しい。
■前走1勝クラス組は間隔に注目
オークス組に続いて注目したいのは前走で平場の1勝クラスを使っていた組。ここからは3勝、2着4回と、実に過去10年で連対馬が7頭もいる。
この組から好走する馬の共通点として、出走間隔が挙げられる。中1~4週で臨む馬が【0.1.1.14】なのに対し、中5週以上の間隔を持って出走する馬は【3.3.1.13】と好走率に圧倒的な開き。
この中5週以上間隔を開けた組のうち、積極的に狙いたいのが前走で芝2000mを使っていた馬たちで、【1.3.1.3】連対率50.0%、複勝率62.5%とさらに好走率が高まる。ここからは昨年まで3年連続で連対馬を輩出中でもあり、近年の密かなトレンドだ。
今年の該当馬は2戦2勝のセナスタイルなど複数いるが、馬券を買う際はこれらの馬を忘れずにケアしておきたい。
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