大人気「虎バンチャンネル」で「DIDアワード」開催中 2年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を成し遂げた阪神。優勝翌日の8日、A…

大人気「虎バンチャンネル」で「DIDアワード」開催中

 2年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を成し遂げた阪神。優勝翌日の8日、ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」が開催している「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」で、8月度ノミネートプレーが発表された。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームで最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏とファンの投票により選んでいく。番組冒頭で掛布氏は「優勝おめでとうございます。藤川球児監督は選手のコンディショニングにすごく配慮し、怪我人を出さないマネジメントを大切にしていたと感じました。他の5球団に比べて阪神は主力選手の離脱がなかったし、打線を1番から5番まで固定できたのも大きかったと思います」と今季の戦いを称えた。

 8月度の受賞候補としてノミネートされたのは、以下の3選手のプレー。優勝争いが佳境となる中、いずれも阪神ファンが熱狂したシーンとなっている。

○8月9日のヤクルト戦 石井大智投手の38試合連続無失点

 4点リードの9回に登板しヤクルト打線を3者凡退。2奪三振の完璧なリリーフで38試合連続無失点を記録した。石井の今季の活躍について掛布氏は「どんなピンチでも打者に向かっていくストレートの強さがある。縦割りのカーブがアクセントになってチェンジアップもある。力強い真っ直ぐとこの変化球を投げられたら、1イニングであれば打者はそうそう打てない。記録はまだまだ伸びていくのではないかと思います」と期待を寄せた。

○8月10日のヤクルト戦 才木浩人投手が2年連続2桁勝利

 才木が10安打を浴びながらも2失点で完投。10勝目をあげて2年連続で2桁勝利を達成した。才木は掛布氏が2軍監督を務めたときに入団した投手だけに思い入れも強く「ストレートにこだわりますの言葉が忘れられません。ストレートとフォークのコンビネーションで勝てる投手になりました」と称賛。続けて「負けない投手がもっとすごい投手だと思うので、“勝てるし負けない”投手になることが次の課題かなと。最多勝も狙えるので期待しています」と9年目右腕にエールを送った。

○8月30日の巨人戦 熊谷敬宥内野手が攻守で存在感

 同点の5回2死満塁で決勝点となる押し出し四球。9回の守備では巨人・若林の三塁ゴロを佐藤輝が後逸するも、左翼の熊谷が素早くカバーし二塁に送球。間一髪で若林をアウトにした。掛布氏は「きっちり見極められる落ち着いた打席での対応も素晴らしいし、左翼でのプレーは、チームも佐藤輝も助けました。どのポジションでも最高のプレーをしてくれる熊谷選手は、これからの短期決戦でも大きな戦力になると思います」とマルチな活躍を続ける8年目の29歳を称えた。

 投票は、番組公式X(旧ツイッター)や「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、ノミネートされた上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は9月14日午後11時59分で、結果は後日発表される。受賞プレーを当てた人の中から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、掛布氏の直筆サイン色紙が5人に贈られる。(Full-Count編集部)