【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム)【映像】名ゴールを彷彿させる…

【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム)
日本代表FW南野拓実の美しいボレーシュートがファンを虜にした。日本代表の名シーンの1つとして語り継がれる、あの場面を思い出すファンもいたようだ。
アメリカ遠征中のサッカー日本代表は日本時間9月7日、カリフォルニア州のオークランド・コロシアムでメキシコ代表と対戦。終始主導権を握りながらもゴールレスドローに終わった。
2シャドーの一角としてスタメン出場した南野が、ゴールに迫ったのは53分だった。バックラインからビルドアップしていく日本代表は、上田綺世のポストプレーから右サイドを攻め込む。堂安律のスルーパスに反応した久保建英が、ボックス右の深い位置に侵入し、右足でダイレクトクロスを上げた。
ふわりと浮いたクロスは、フリーで待ち構えていた南野の下へ。落下点で右足を振り
かぶり、ボールの落ち際を叩いた。惜しくもボールを抑えることができず、このシュートはクロスバーを超えたが、スタジアムが騒然とする日本代表の決定機だった。

このシーンについてSNSのファンたちは「上田が落ちて、右で崩す。すごくいい連携」「美しい崩しだったな」「堂安と久保の連携いいよな」「自陣から丁寧に作ってからのフィニッシュ」「攻撃の形が美しい」と称賛の声が並ぶ。また南野に対しては「これ決めて欲しかったなー」「すげー綺麗なボレーだったけどな」「時を止めるボレー!」「もう少し抑えられたらなー」と惜しむ声も。
一方で「李忠成を思い出した」「李忠成が乗り移っていれば」といった声も。2011年に行われたアジアカップ決勝のオーストラリア代表戦で、延長後半に奪った李忠成の決勝ボレーを重ねたようだ。当時とはサイドの違いなどはあれど、見る人を惹きつけるような南野の立ち姿に思わずファンも反応した。
この日の南野は69分に前田大然との交代でベンチへと下がっている。日本代表はこの後、中2日でアメリカ代表と対戦する。
(ABEMA/サッカー日本代表)