◇国内女子◇ソニー日本女子プロ選手権 事前情報◇大洗GC(茨城)◇6840yd(パー72)左手首痛でツアー離脱中の小祝さ…

◇国内女子◇ソニー日本女子プロ選手権 事前情報◇大洗GC(茨城)◇6840yd(パー72)
左手首痛でツアー離脱中の小祝さくらが今季ツアーの残り試合を全休すると8日、マネジメント事務所が発表した。今後の選手生命を考えて、手術を受ける方針を固めた。小祝は7月「明治安田レディス」で今季初優勝した直後の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で首位発進しながら2日目に途中棄権。2013年にアマチュアでツアーデビュー後、通算271試合目にして初めてのことで、その後はメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を含む6試合連続で欠場していた。
マネジメント事務所によると、小祝はこのほど「TFCC損傷(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷)」と診断された。手首(特に小指側)にある軟骨と靱帯の複合体である「三角線維軟骨複合体(TFCC)」が損傷しており、ゴルファーなど手首を酷使するスポーツ選手にみられる症状。小祝はスイング時などに痛みがあり、安静、固定器具、リハビリなどの保存療法で症状は一定程度改善したが、選手生命を考慮して手術を受けることを決めたという。
小祝は現在年間ポイントレース3位で初の年間女王も狙える立場での決断。「このたびは、多くの皆さまにご心配をおかけしております。大好きなゴルフをこれからも続けていくため、今は無理せず、治療に専念をして、また元気な姿で皆さまの前でプレーできるように努力してまいります。これからも温かく見守って頂けるとうれしいです」とのコメントを発表した。