◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ◇泉ヶ丘CC(大阪)アマチュアの加藤金次郎(愛知・水無瀬中3年)…

15歳でのプロ転向を決めた加藤金次郎(提供:パナソニックオープン大会事務局)

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ◇泉ヶ丘CC(大阪)

アマチュアの加藤金次郎(愛知・水無瀬中3年)が9月22日に「15歳139日」でプロ宣言し、25日開幕の「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」(大阪・泉ヶ丘CC)で主催者推薦によりプロデビューすることが8日、発表された。大会主催者によると「15歳139日」でのプロ宣言は「史上最年少」という。

加藤は愛知県瀬戸市出身で、昨年8月「横浜ミナト チャンピオンシップ」にマンデー予選会を突破してツアーデビュー(通算1オーバー99位で予選落ち)。今年は「中日クラウンズ」「ミズノオープン」に出場し、ともに予選カットラインまで1打と迫る奮闘を見せ、7月「日本アマチュア選手権」では6位となった。

また日本ゴルフツアー機構(JGTO)のファーストQT(全8会場、72ホール競技)に奈良柳生CC会場で出場し、5日に通算16アンダーの2位で突破を決めた。順調にいけば、来春の義務教育終了後にツアーメンバー登録する可能性がある。

加藤は「昨年タイのQTを通過したことで、“自分もプロの世界で戦えるかもしれない”と初めて少し自信が持てました。また、今年は中日クラウンズやミズノオープンにも出場し、強い選手と戦う経験が大きな刺激になりました。15歳という年齢ですが、自分の力を試したくて、今回プロになる決断をしました」とコメントした。