歴史的な強さを誇った藤川監督はたくみなマネジメント力も光った(C)産経新聞社 藤川球児監督率いる阪神が、歴史的な強さでV…

歴史的な強さを誇った藤川監督はたくみなマネジメント力も光った(C)産経新聞社

 藤川球児監督率いる阪神が、歴史的な強さでVを達成した。阪神はマジック1で迎えた9月7日の広島戦(甲子園)に2-0で勝利。

 9月7日に優勝を決めたのは2リーグ制後、史上最速。阪神においては新任の監督が優勝を成し遂げたのも史上初の快挙となった。球団創設90周年の節目に大きな仕事を果たし、聖地甲子園でナインの手で5度宙に舞うと、満面の笑みを浮かべた。

【阪神優勝マジック4】遂に優勝へのカウントダウン「優勝日はいつ決まる?」CS不要論が再加熱「俺は阪神に失礼!!」高木豊が阪神の優勝日について語ります!【プロ野球】

 阪神の強さが光る中、今季は阪神以外の5球団が現状で借金を抱えるという異常事態も話題を呼んだ。試合後の優勝監督インタビューでも藤川監督は「この143試合はペナントレース」「我々がリーグチャンピオンです」とペナントの価値を強調、今後の戦いに関しても「リーグチャンピオンというのは絶対に消えないので、その誇りを胸に。また別のゲームをみんなで戦っていきます」と、ここまでゲーム差が離れても下剋上がありうる中で前を向いた。

 最近では今季の阪神が圧倒的な強さを示したことで、CS改革論も球界内から沸きあがっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は9月5日に自身のYouTubeチャンネルに「【阪神優勝マジック4】遂に優勝へのカウントダウン『優勝日はいつ決まる?』CS不要論が再加熱『俺は阪神に失礼!!』高木豊が阪神の優勝日について語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。その中で、現在注目されているCS改革の必要性に関して独自の見解を明かしている。 

 高木氏は動画内で今季の阪神は圧倒的な強さ、スキのない戦いぶりを見せたとした上で、現在話題になっているCSに関して「いらないと思う」「俺は阪神に失礼だと思う」「だって(2位以下は)貯金もないんだもの」と、ここまで圧倒的な強さを示した阪神が、本来は日本シリーズに進むべきという見解を示した。

 その上で現行ではレギュラーシーズン1位のチームがCSファイナル(6試合制、4勝先勝)で本拠地での開催権に加えて、1勝のアドバンテージがあるというルールに関して「アドバンテージはゲーム差によって少し変えたほうがいいよ」とコメント。

 具体的には「(優勝チームと)5ゲーム(離れるよう)だったら1で、10ゲームだったら2つ (出場チームが)借金とか抱えてたら3つ」とレギュラーシーズンのゲーム差によって、アドバンテージを変えることも必要ではないかという考えも明かした高木氏。ペナントの価値を高めるためにも、柔軟な運用を求めた。

 昨年もレギュラーシーズン3位からDeNAが日本シリーズに進み、下剋上Vを果たしたことも話題を呼んだが、藤川阪神においてはレギュラーシーズンで完ぺきな強さを見せただけに、今後の調整の難しさもあるとした。

 「(レギュラーシーズンに)耐えた選手たち、首脳陣に光が当たるようなルールじゃないとダメだよ」と、長いレギュラーシーズンを戦った意味を反映させたCSルール改革を求めていた高木氏。

 藤川阪神が歴史的な強さを示したことで、CSの在りかた含め、今後も話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【動画】歴史的な強さだった!感動の阪神優勝の瞬間をチェック

【関連記事】なぜ藤川監督は新任として貯金30を成し遂げたか 揺るがないチーム作りの信念、「見極め力」の確かさとは

【関連記事】今オフFA戦線の「目玉」、阪神30歳外野手の気になる現状 .223と低迷の背景を前監督も指摘「下半身が使えないんでしょうね」