【国際親善試合】メキシコ代表 0-0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム)【映像】上田が両手で突き飛ば…

【国際親善試合】メキシコ代表 0-0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム)
明らかなファウルながら笛が吹かれず、日本代表FWの上田綺世も不満気な表情を浮かべていた。
アメリカ遠征中のサッカー日本代表は日本時間9月7日、カリフォルニア州でメキシコ代表と対戦。10本のシュートを放ちながら1点が奪えず、スコアレスドローで終わった。
そんな試合で物議を醸したのが、後半27分のワンシーンだ。日本代表が敵陣の右サイドでボールを回してチャンスを伺う中、上田は中央ゾーンでメキシコ守備陣と駆け引き。ペナルティーエリア内を横切ろうとした、その瞬間だった。
メキシコのDFセサル・モンテスに、上田が両手で突き飛ばされたのだ。ボールとはない位置で起こった明らかなファウルだったが、アメリカ人のルビエル・バスケス主審は笛を吹かず、副審やVARなどの介入もなし。結局はメキシコのゴールキックとなった後、上田は主審にファウルをアピールしていたが、そのまま流されてしまった。

バスケス主審は基本通りボール側を見ており、その後ろで起こったシーンだけに確認できなかったことは仕方がないだろう。しかし、VARの介入要件には「PKの有無」があり、このシーンはそれに該当しても不思議はなかった。
それだけに日本のサッカーファンからは不満の声。SNSでは「多分、審判も副審もVARもボールウォッチャーになっていたんでしょう」「審判が丁度見てなかったのか…」「ボールに関係ないところでプッシュしたらファウルです」「これちょっとモヤっとするよな」「VARがある時代に審判が見えてないからといって、こんないわば『時代遅れ』のダーティーなプレーをする選手を許していいのかと思う」「こんなんが許されてんのがなー」「これボールある場面でやったら絶対ファウル取られるよな。よってこの場面でもファウル」「判定基準がよく分からなくなる」など物議を醸している
ちなみに、試合終了間際にモンテスは、ピンチの場面で同じく上田に対して危険なスライディングタックル。VAR判定で一発退場の処分となっている。
なお、森保ジャパンは日本時間9月10日、アメリカ代表と遠征2試合目の国際親善試合を戦う予定だ。
(ABEMA/サッカー日本代表)