【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(9月6日・日本時間7日/ボルチモア)【映像】山本の浮き上がるフォーシームと打…

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【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(9月6日・日本時間7日/ボルチモア)

【映像】山本の浮き上がるフォーシームと打者のリアクション

 “エース VS 4番”の力と力の真っ向勝負、これぞメジャーの醍醐味だろう。ドジャースの山本由伸投手はオリオールズ戦に先発すると、2回にファンをうならせる場面があった。

 今季のオリオールズでサイ・ヤング賞級の好投を見せている左腕トレーバー・ロジャーズ投手との投げ合いとなった試合、山本は初回を三者凡退に抑えると、2回の先頭打者として迎えたのが4番ライアン・マウントキャッスルだ。今季は故障に見舞われるなど、例年より控えめな成績だが、例年30本塁打以上を記録してきたスラッガー。それだけに山本の攻め方にも注目が集まったが、その答えは「力でねじ伏せる」というものだった。

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 初球に92.3マイル(約148.5キロ)のカットボールでストライクを奪うと、2球目のストレートで空振りを奪って早くも追い込むと、3球目の低めのスプリットはファールに。明らかに山本が押している状態となった。

 そして4球目、この対決のウイニングショットとなったのは97.3マイル(約156.6キロ)のストレート。これを高めに投じると、マウントキャッスルのバットは空を切って空振り三振。芸術的とも言えるキレキレの速球にマウントキャッスルは憮然とした表情を浮かべ、『こんなの打てるかよ』と言わんばかりの様子でベンチへと下がっていった。

 力対力の対決で、見事に相手をねじ伏せた山本。これには試合を見守ったファンもSNSなどで「素晴らしい」「爽快」「メリハリあっていい」とその投球を絶賛するコメントを寄せていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)