<令和7年度全国高等学校秋季神奈川大会:横浜10×-0浅野>◇7日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場 昨春センバツ優…
<令和7年度全国高等学校秋季神奈川大会:横浜10×-0浅野>◇7日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場
昨春センバツ優勝校の横浜が秋季大会初戦を5回コールド勝ちで決めた。投手陣が完全リレーで初戦突破を果たした。
先発は今夏の神奈川大会初戦で好投した小林 鉄三郎投手(1年)。この日も最速140キロの真っすぐに「追い込んでからの変化球を意識した」と得意のチェンジアップで一人の走者も出さず、4回8奪三振の快投を見せた。2番手の林田 滉生選手(2年)も力強い真っすぐに緩いカーブで三者連続三振と相手打線を寄せ付けず、完全リレーで繋いだ。
打っては浅野が外野4人シフトを敷くなど、横浜対策を講じたが、初回から田島 陽翔内野手(1年)、植村 直太朗捕手(2年)の適時打などで3点を奪取。2回にも3点を加えるなど着実に点差を開いた。守備のミスをつく徹底された走塁意識の高さも見せ、5回裏までに10点差がつきコールド勝ち。新チームも攻守に隙のない野球を存分に発揮して好スタートを切った。
試合後、チームを率いる村田 浩明監督は、「横浜に来た中で、一番熱量があるチーム。この子たちだったらやれるという手応えをスタートから感じる」と選手達を絶賛。先発の小林も「初戦という緊張もあったけど、絶対に先頭を抑える気持ちで投げた。勝つことが出来て自信に繋がっている」と振り返っていた。