第78回秋季関東地区高校野球大会群馬県予選(県高校野球連盟主催、朝日新聞前橋総局など後援)が6日開幕し、県内の7球場で…

 第78回秋季関東地区高校野球大会群馬県予選(県高校野球連盟主催、朝日新聞前橋総局など後援)が6日開幕し、県内の7球場で1回戦14試合があった。

 上毛新聞敷島球場では、第1試合に今夏の群馬大会で準優勝した前橋育英が登場。中央中等を相手に小刻みに得点を重ね、7―0(7回コールド)で勝利した。狩野隼大(じゅんた)主将(2年)は「(旧チームの)3年生たちのような粘り強い野球ができるチームを作っていきたい。関東大会出場を目標に一戦一戦レベルアップを目指す」と意気込んだ。

 第2試合は市太田が藤岡中央を8―3で破った。市太田の高橋昂大主将(2年)は「点を奪われた場面は焦りも出てしまった。次戦に反省を生かして、見てくれている人たちに応援してもらえるような一生懸命なプレーをしていきたい」と話した。

 県予選には三つの連合チームを含む63校57チームが参加。決勝は10月5日に行われる予定。優勝と準優勝の2チームが、同月18日から山梨県で開催される関東地区大会に出場する。(中沢絢乃)