6日、イタリア戦に臨んだキューバは13安打8得点の猛攻で、2連勝を収めた。2試合で18得点と打線が活発となっている。 注…
6日、イタリア戦に臨んだキューバは13安打8得点の猛攻で、2連勝を収めた。2試合で18得点と打線が活発となっている。
注目は1番ジョナサン・モレノだ。初戦の南アフリカ戦で3打数2安打1打点、第2戦のイタリア戦では、4打数3安打1打点の活躍で、ここまで7打数5安打2打点と、打率.714の活躍を見せている。171センチ68キロと決して体は大きくないが、スイング軌道が滑らかでコンタクト力が非常に高い。キューバ選手は全体的にスイングスピードが速い選手は多いが、その中でもモレノのミート力は頭一つ抜けている。さらに守備の動きも良い。
イタリア戦の取材でモレノは「うれしいですね。想定した準備ができたから、結果として出ているのはうれしい。自分のストロングポイントは守備。いま、一番力を入れているのは打撃なので、どちらも良い結果を出せればとおもいます」
また、モレノは中日のクリスチャン・ロドリゲスと地元が同じで、憧れの存在。守備力の高さに惹かれているという。
「いずれは日本のプロ野球でプレーしたい」と目を輝かせる。
モレノのもとには海外スカウト、日本球団も狙っているという報道も見られる。7日は注目度の高い日本戦である。ここで結果を残すことができれば、モレノの夢は現実味を帯びてくる。