9月7日(日)は中山・阪神・札幌の3場開催となっている。■紫苑Sは実績上位のリンクスティップに注目 中山11Rは芝…
9月7日(日)は中山・阪神・札幌の3場開催となっている。
■紫苑Sは実績上位のリンクスティップに注目
中山11Rは芝2000mの紫苑S(GII)。リンクスティップは3走前のきさらぎ賞で牡馬相手に2着、その後は桜花賞3着、オークスでも5着と健闘し、世代トップクラスの能力があるところを見せた。春の実績馬として秋初戦のここは負けられないところ。対するはエフフォーリアの全妹で3戦2勝のジョスラン、前走が強い勝ち方だったエストゥペンダなど。
■セントウルSはママコチャがGI馬の貫録を見せるか
阪神11Rは芝1200mのセントウルS(GII)。ママコチャは23年スプリンターズSの覇者で、ここでは実績上位。近2走は惜しい競馬が続いているが、ここを勝ってスプリンターズS2勝目に向けて弾みをつけたいところ。対するは前走の京王杯スプリングCで重賞5勝目を挙げたトウシンマカオ、葵S勝ちの3歳馬アブキールベイなど。
■丹頂Sはスタミナ自慢のゴールデンスナップに注目
札幌11Rは芝2600mの丹頂S。ゴールデンスナップは2走前に3000mの万葉S勝ち、スタミナの生きるこの舞台は絶好の条件だ。札幌コースも3戦して全連対と相性が良く、メンバー的にも勝ち負けは必至だろう。対するは前走の目黒記念では結果が出なかったが、ここなら力上位のサンライズソレイユ、障害からの転戦も舞台が合うディナースタなど。
■セプテンバーSでルージュラナキラが連勝を狙う
中山10Rは芝1200mのセプテンバーS(3勝)。ルージュラナキラは新馬・つわぶき賞と連勝して、その後2戦は重賞で敗れたが、前走の立待岬特別では重賞でも好走する強敵リリーフィールドを破って勝利。1200mでの強さを見せた。ここはメンバーが揃うが、連勝で突破も可能だろう。対するは2連勝中のマックアルイーン、前走が強敵相手に2着だったルーフなど。
■オークランドTRTでテーオーエルビスが3連勝を狙う
阪神10Rはダート1200mのオークランドTRT(3勝)。テーオーエルビスは休養を挟んで2連勝。ともに勝ちっぷりが良く、本格化の兆しがうかがえる。ここも突破して3連勝でのOP入りを狙う。対するは前走が勝ち馬と僅差の3着だったストレングス、2走前が同舞台のリボン賞で2着のネグレスコなど。
■中山5Rの新馬戦でクイーンズリングの半弟ビリージェイなどがデビュー
中山5Rは芝1800mの新馬戦。千葉サラブレッドセール2歳5000万円(税抜き)、半姉に16年エリザベス女王杯など、重賞4勝を挙げたクイーンズリング(父マンハッタンカフェ)がいる、ロードカナロア産駒のビリージェイが菅原明良騎手でデビューする。
■中山6Rの新馬戦でアマンテビアンコの半妹ルミテュットなどがデビュー
中山6Rはダ1800mの新馬戦。
・半兄に22年東海Sなど、重賞3勝を挙げたスワーヴアラミス(父ハーツクライ)がいる、ロードカナロア産駒のフライスカイハイが吉田隼人騎手でデビューする。
・08年関東オークス(JpnII)など、重賞3勝を挙げたユキチャンの仔で、半兄に24年羽田盃を勝ったアマンテビアンコ(父ヘニーヒューズ)がいる、ルヴァンスレーヴ産駒のルミテュットが戸崎圭太騎手でデビューする。
・14年関東オークス(JpnII)を勝ったエスメラルディーナの仔で、セレクトセール当歳4100万円(税抜き)、半兄に22年小倉大賞典を勝ったアリーヴォ(父ドゥラメンテ)がいる、クリソベリル産駒のショコラプリンが津村明秀騎手でデビューする。
■フランスのムーランドロンシャン賞にゴートゥファーストが出走など
フランスのパリロンシャン競馬場ではムーランドロンシャン賞が行われ、日本からは前走のジャック・ル・マロワ賞で5着のゴートゥファーストが出走する。なお、このレースは日本でも馬券が発売される。その他、同競馬場ではフォワ賞が行われ、日本から天皇賞(春)で2着のビザンチンドリームが出走する。また、日中にはコリアカップ、コリアスプリントが行われ、前者にはドゥラエレーデなど、後者にはタガノビューティーなどそれぞれ日本馬3頭ずつが出走する。
■地方競馬で3重賞
・盛岡競馬場では18時05分にビューチフルドリーマーカップ(重賞)が行われ、前走のフェアリーCを圧勝したミニアチュールなどが出走する。
・金沢競馬場では17時35分にサラブレッド大賞典(重賞)が行われ、前走の百万石かがやきナイター賞を勝ったリトルサムシングなどが出走する。
・高知競馬場では17時40分に西日本3歳優駿(重賞)が行われ、前走の黒潮菊花賞を圧勝したラピドフィオーレなどが出走する。