<令和7年度 神奈川県高等学校秋季大会:武相3-1慶応>◇6日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場 慶応が武相に敗れ、…
<令和7年度 神奈川県高等学校秋季大会:武相3-1慶応>◇6日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場
慶応が武相に敗れ、初戦敗退となった。同校が神奈川大会初戦で敗れるのは横浜隼人に敗戦した15年秋以来、10年ぶり。この結果により、来春の選抜大会への出場が絶望的となった。
序盤は先発の湯本 琢心投手(1年)が4回まで1失点に抑えていたが、5回に武相の4番・富田 龍成捕手(1年)に2点適時二塁打を打たれて、リードを許した。
打線も9安打と武相の倍以上ヒットを重ねたが、武相の2番手・坂本 真晟投手(1年)を最後まで攻略できなかった。チャンスを作りながらも一本が出せず、慶応の森林 貴彦監督も「勝負強さで武相さんに負けた。そこに尽きると思います」と悔しさを滲ませていた。
夏の大会が終わった翌日から主将に就任した徳留 海内野手(2年)は、「この負けをどう来年に活かしていくかが大事」と話し、「まだ気持ちの整理がついていない選手もいると思いますけど、この結果を真摯に受け止めたい。最終的な目標は夏の甲子園で優勝することなので、長い冬を全員で乗り越えて来年に向かっていきたい」と続けた。