【JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド 準々決勝 第1戦 横浜F・マリノスvs柏レイソル 2025年9月3日(…
【JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド 準々決勝 第1戦 横浜F・マリノスvs柏レイソル 2025年9月3日(水)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■古賀を中心に「最後のところ」で粘る
最前線の垣田裕暉、左サイドの小屋松知哉、右サイドの久保藤次郎という躍進を支えている3人がスタメンに不在の柏レイソルは、立ち上がりの勢いで横浜F・マリノスに上回られる。マリノスは積極的なデュエルから個で持ち上がり、エリア外からでもシュートで攻撃を完結させる。
マリノスの攻撃に対し、柏は古賀太陽を中心に最後のところでフリーにさせずに粘り、小島亨介も好守を続け、ゴールを与えない。
徐々にマリノスがボールを回す時間が長くなると、逆に柏の良さが出始めることに。多発する切り替えのタイミングでポケットを使ってチャンスを生み出し、18分にジエゴのゴールで先制した。
リードを得た柏は、中央でのプレスの効きが良くなり、今シーズンの好調ぶりを次第に感じさせるようになってゆく。
マリノスはサイドから個でチャンスを作るが、得点は生まれずに前半を終えた。
■繰り返さなかった「前半序盤」の過ち
後半、柏は前半序盤の過ちを繰り返すことなく攻撃的に入り、いきなりPKを獲得。
瀬川祐輔が冷静に決め、順調に2点差とした。
70分には垣田裕暉もゴールを奪って3点差に。マリノスはディーン・デイビッド、ジョルディ・クルークス、ユーリ・アラウージョの新助っ人トリオを並べ、強引さを高めるが、反撃は1点にとどまった。
柏はマリノスの攻撃を受け続けるのではなく、しっかりと自分たちの攻撃を展開して点差を広げにかかる。
そしてアディショナルタイム、抜け出した垣田が技ありのシュートを決め、再び3点差に。マリノスにもチャンスは多かったものの、結果的に柏がしっかりと大きなアドバンテージを持ち帰ることに成功した。
■試合結果
横浜F・マリノス 1-4 柏レイソル
■得点
18分 ジエゴ(柏)
53分 瀬川祐輔(柏)
70分 垣田裕暉(柏)
82分 植中朝日(マリノス)
90+8分 垣田裕暉(柏)