2026年3月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季パラリンピックまであと半年。大会ではアルペンスキー、クロスカントリー…
2026年3月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季パラリンピックまであと半年。大会ではアルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、車いすカーリング、アイスホッケー、バイアスロンの6競技79種目が実施される。
選手たちは、酷暑の中、筋力、持久力のアップをめざしトレーニングに励んでいる。心肺機能を高めるため、夏場の合宿には高所が選ばれることが多い。例年なら涼しい場所も今年は気温30度を超えることも多く、練習環境はより過酷になっている。
「パラリンピックの父」と呼ばれる、創始者のグットマン博士はこう言った。「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」。鍛え上げられた選手たちの身体能力は驚異的だ。