土曜中山メインは京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順…

 土曜中山メインは京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、種牡馬別、年齢別の成績から探りたい。

 まずは人気別だが、1番人気は【5-0-1-4】と合格点の成績だ。ただ、2〜6番人気は低調。11〜13番人気が2回ずつ馬券に絡んでいるので、1番人気からのヒモ荒れ狙いが正解かも。脚質別は目立った傾向なし。開幕週らしい逃げ粘りがある一方、中団以降からの差しも決まっている。また、枠順別も極端な偏りはない。中山芝1600mは内枠有利のイメージがあるが、実は8枠も【0-4-1-15】の複勝率25%、複勝回収率131%と頑張っている。

 もう少し見ていこう。種牡馬別ではディープインパクト産駒が【2-6-1-12】と好成績。2桁人気の2着が3回あるので、印が薄い馬でも侮れない。最後に年齢別だが、5歳以上が優勢。とりわけ牝馬は【1-4-2-9】の複勝率44%、複勝回収率172%なので、必ず押さえておきたい。