今井、村上、岡本に熱い視線が注がれている(C)Getty Images、産経新聞社、TakamotoTOKUHARA/C…

今井、村上、岡本に熱い視線が注がれている(C)Getty Images、産経新聞社、TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 米国内において、来季でのメジャー挑戦が噂される3選手の話題が盛り上がりをみせている。

 スポーツサイト『FANSIDED』が現地時間9月4日、「今オフ注目の日本人トップ3と移籍先の行方」と銘打ったトピックを配信した。ポスティングでのMLB移籍が有力視されている西武の今井達也、ヤクルトの村上宗隆、巨人の岡本和真の3選手のスキルや、メジャーでの所属先について論じる内容となっている。

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 同メディアが「才能豊かな右投手」と評する今井については、「20先発で被本塁打はわずか4本」など今季のスタッツを伝えるとともに、米『ESPN』のジェフ・パッサン記者による見解を引用し特徴を紹介。「鋭いスライダーに加え、チェンジアップ、スプリッター、カーブ、今季新たに習得したシンカーも持ち球に加わった。イマイは各球団が欲しがる投球の幅を備えている」と綴っている。

 その上で、移籍先候補の予想では、「過去に日本人投手を引き寄せてきた歴史がある」として、ヤンキース、パドレスを挙げている。

 また、今オフの移籍市場における“目玉”にも位置付けられ、メジャー関係者からの注目度も高い村上に対し同メディアは、「フィリーズが関心を示すだろう」と主張。その理由として主力選手の去就が関連すると説いており、「アレック・ボームはあと1年でFAとなり、昨年のオールスターシーズンを除けばほぼ控えレベルの成績しか残していない。もしカイル・シュワーバーがFAで退団するなら、リスクを取ってでもムラカミを迎える価値は十分にある」と論じている。

 そしてもう1人のスラッガー、岡本にはレッドソックスが相応しい球団であると見通している。パッサン記者による、「メジャー適応への最大の疑問符がつく選手と評価されているが、それでも5,000万ドル以上の契約は十分現実的だ」との岡本への意見を綴りながら、同メディアは「守備位置を伝統的なコーナー内野手と見るか、それともDH要員として評価するかはチーム次第」と指摘。その上で、「どちらの選択肢でもフィリーズにとっては理にかなっており、オカモトは即戦力として一塁での起用も可能だ。特に一塁は、今季トリストン・カサスが故障で離脱して以来、十分にその穴を埋められていない」と分析している。

 今回のトピックの内容などからも、3選手に対する米国内での調査が本格的に進められていることは明らかだ。やはり、今井、村上、岡本、それぞれが今オフ、海を渡る可能性は低くはないのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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