ドジャースは首位をキープしているものの、戦いぶりは不安定だ(C)Getty Images なかなか思うように勝ち星を伸ば…

ドジャースは首位をキープしているものの、戦いぶりは不安定だ(C)Getty Images
なかなか思うように勝ち星を伸ばせない。
現地時間9月4日、ドジャースの大谷翔平は、敵地でのパイレーツ戦に「1番・DH」として先発出場。3打数無安打、1四球に終わり、連続試合安打が3でストップした。この日は、チームもナ・リーグ中地区最下位の相手に3-5で敗北。スイープ負けを喫するのは、8月11〜13日(同12〜14日)のエンゼルス戦以来だ。
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試合後、地元スポーツ専門局『SportsNet LA』などの取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、「らしくないと言いたいところだが、これまでも勝率5割以下のチームに負ける試合はあったと思う」とチームの現状を分析。「その理由がわからない。相手が試合で最善を尽くすのは確かだが、それは勝率5割以上のチームも同じだ」と苦悩をにじませている。
さらに会見内では、相手先発ポール・スキーンズの好投にも触れ、「今日単体で見れば、最高の投手の一人と対戦した試合だ」と言及。「しかし、勝率の低いチームに勝つ方法をまだ見つけられていない、という事実は変わらない。それに対する答えがない状況だ」と率直に認め、シーズン終盤へ向けては、次のように前を向いていた。
「最高の野球ができるはずだ。今日も序盤の数イニングで良い打席があった。最後のイニングも選手たちが諦めずにプレーし続け、それがチームの良い雰囲気を物語っている。まだ多くの試合があり、先ほど言ったように、これからもっと良いプレーができるはずだ。敗戦は気分がいいものではない。次は好調のオリオールズ戦だから、簡単にはいかないだろう」
これで同地区2位パドレスとのゲーム差は「2」。パイレーツに痛恨の3連敗を喫したドジャースだが、次の試合で悪い流れを止められるだろうか。オリオールズ戦は踏ん張りどころとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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