5日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップが開幕した。 セルラースタジアムの第1…
5日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップが開幕した。
セルラースタジアムの第1試合に登場したアメリカが投打でパナマに圧倒し、9対0で勝利した。
セルラースタジアムの第1試合に登場したのは22年大会以来、2大会ぶりの優勝を狙うアメリカとパナマの一戦。
この試合、指定されたスカウト席にはMLBのスカウトなど海外スカウトが一挙集結した。スピードガンを出しながらチェックするスカウトたちの前でアメリカ投手陣が躍動した。先発・ジオバニー・ロハスは左腕から153キロ以上の速球を投げ、4回無失点の好投。
5回から登板した2番手のケイデン・ウェクターは、常時150キロ〜154キロの速球でねじ伏せ、7回裏に登板した3番手のコール・コーニンガーは191センチの長身から繰り出す常時150キロ中盤(最速153キロ)のストレートを武器に無失点に抑え、打線も11安打9得点と活発。どの打者も、外野の奥深くへ飛ばしており、パワーの違いを見せつけた。
どの投手も150キロオーバーを記録しているが、アメリカの首脳陣によると、球速が判断基準ではなく、役割を明確化し、それに当てはまる投手たちを選考した結果、150キロ超え投手が多く揃う豪華な投手陣となった。
圧巻のパワーの違いをみせた優勝候補・アメリカ。今後の試合でも格の違いを見せつけることができるか。