マイナーで調整を繰り返している佐々木(C)Getty Images マイナーで研鑽を積む23歳には、指揮官からも“檄”が…

マイナーで調整を繰り返している佐々木(C)Getty Images
マイナーで研鑽を積む23歳には、指揮官からも“檄”が飛んだ。
言葉の矛先を向けられたのは、ドジャースの佐々木朗希だ。今年5月中旬に「右肩のインピンジメント」が判明して負傷者リスト(IL)入りを余儀なくされた怪物は、約3か月のリハビリの末、現地時間8月14日に実戦復帰。以降は3Aで4試合に先発するも、計7イニングで、防御率7.07、WHIP1.79、奪三振率5.14と苦闘が続いている。
【動画】メジャー復帰に向けた近影 佐々木朗希が3Aでリハビリ登板を行う
平均球速94.3マイル(約151.7キロ)とトーンダウンし、ロッテ時代に異彩を放った“生命線”も精彩を欠く。そんな佐々木の現状を厳しく追及するのが、他でもないドジャースのデーブ・ロバーツ監督だ。
かねてから佐々木が秘める特大のポテンシャルを「才能は確かにある」と評してきたロバーツ監督だが、3Aで苦心する現状には厳しい言葉を投げかける。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』によれば、53歳の指揮官は「正直に言って驚いた」と発言。そして、もがく“怪物”への自身の考えを赤裸々に語っている。
「実力が伴っていない。だからもう少しレベルを引き上げる必要があるよ。正直に言えば、トリプルAのバッター相手なら、もっとできる期待したいところだった。(メジャー昇格は)ハードルが高いと思う。今の我々の投手陣の中で起用するには、ロウキ自身に切迫感と圧倒的なパフォーマンスが求められる。そうでなきゃいけない。それが今の私たちのレベルだ」
メジャーの壁にぶつかった佐々木の実力不足が断言された。だが、決して23歳の若武者を見限ったわけではない。数多のスターたちを見てきたロバーツ監督は、こうも続けている。
「今年のロウキは、本当に多くの困難を乗り越えてきた。それでも彼は才能が溢れているとまだ思う。私たちはただ、彼のさらなる活躍を見たいんだ」
肩の負傷によって負担が増え、メジャー復帰の目途も立っていない佐々木。この1年目の内容は周囲の期待を裏切った感は否めない。だが、ドジャース上層部からの信頼が揺らいでいないのも事実。だからこそ、現状を打破する姿に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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