プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBが、9月に開幕する2025~26年シーズンに向けた体制…

 プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBが、9月に開幕する2025~26年シーズンに向けた体制を発表した。Bリーグが新カテゴリーに再編される2026年秋を控え、「礎を築くシーズン」と位置づけ、B3優勝を目標に掲げた。

 ホームのアオーレ長岡(新潟県長岡市)で8月28日、新規加入の7人を含む選手12人やスタッフらが記者会見。運営会社の糸満盛人社長は「40分間、強度の高いディフェンスを仕掛け、展開の速い攻撃を目指す」と抱負を語った。

 Bリーグは26年秋から新カテゴリーに再編される。新潟は最上位の「Bリーグプレミア」に次ぐ「Bリーグワン」でのスタートを目指している。新シーズンは競技成績に基づく昇格や降格は廃止され、平均入場者数や売上高などの経営状況で判断される。チームの中心となる五十嵐圭選手は「(最終的に)目指していくのはBリーグプレミア。そこに向けて新シーズンから前に進んでいく。応援してくれるみなさんの活力になるように勝利を届けるのが仕事」と決意を語った。

 新潟は9月27、28日に香川ファイブアローズと敵地で開幕戦を戦う。10月4、5日にはホームで徳島ガンバロウズと対戦する。(白石和之)