白毛初の重賞ウイナーであるユキチャンの9番仔となるルミテュット(牝2、美浦・萩原清厩舎)が、日曜中山6Rの2歳新馬(…

 白毛初の重賞ウイナーであるユキチャンの9番仔となるルミテュット(牝2、美浦・萩原清厩舎)が、日曜中山6Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビュー勝ちを狙う。

 ルミテュットは父ルヴァンスレーヴ、母ユキチャン、母の父クロフネの血統。母は08年の関東オークスを勝ち、白毛初の重賞ウイナーとなったアイドルホース。09年にはクイーン賞、10年にはTCK女王盃を制している。そして祖母は「白毛一族の祖」として名高いシラユキヒメ。ただ、ルミテュットは鹿毛に出ている。近親には多くの活躍馬がおり、半兄のアマンテビアンコは24年の羽田盃、イトコのソダシは20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイル、同じくママコチャは23年のスプリンターズSの覇者。また、姪のメイケイエールは重賞6勝を挙げている。

 ここまで約1カ月をかけて乗り込まれてきた。時計は特筆するほどではないが、攻め量は十分といえる。鞍上には戸崎圭太騎手を確保。砂の大舞台に向けて、結果を出したい初陣となる。