今春にオークスでGI制覇となったカムニャック(栗東・友道康夫厩舎)。次走はローズS(9月14日・阪神芝1800m)を…
今春にオークスでGI制覇となったカムニャック(栗東・友道康夫厩舎)。次走はローズS(9月14日・阪神芝1800m)を予定しており、今朝4日はレースに向けた1週前追い切りが行われている。
西塚洸二騎手(レースでは川田将雅騎手予定)が騎乗して、CWでの追い切り。前方にはオーレアミスト、ショウヘイ、ヨーホーレイクがいて、それを見る形で後方から進めていった。6F標識で3頭の一番後ろ、ヨーホーレイクとは6馬身か7馬身の差はあったが、3コーナーから4コーナーではその差が縮まっていく。
最後の直線に向くと、前3頭に追いつきそうな距離。その一番内を突いて、ぐんぐんと伸びていき、ゴール前ではショウヘイ、ヨーホーレイクでの3頭併せ。3頭とも騎手(ショウヘイは坂井瑠星騎手、ヨーホーレイクは岩田望来騎手)が跨っていたこともあり、目一杯というよりもレベルの高いところでの3頭同入という感じだった。
カムニャックの時計は6F78.8〜5F64.7〜4F50.7〜3F35.8〜2F22.1〜1F11.0秒。凄まじい数字だったが、ゴールを過ぎてからの勢いは3頭の中で一番。いろんな意味でパワーアップしていることは間違いなく、トライアルとはいえ、秋の初戦が楽しみになってくる。
(取材・文:井内利彰)