シーハンの行動が物議を醸した(C)Getty Images ドジャースのエメ・シーハンが現地時間9月3日、体調不良を訴え…

シーハンの行動が物議を醸した(C)Getty Images

 ドジャースのエメ・シーハンが現地時間9月3日、体調不良を訴えた大谷翔平の代わりに先発登板し、5回途中5安打2失点で敗戦投手となった。2回にはその25歳右腕を巡り物議を醸すシーンがあった。

【動画】シーハンの行動を米アナリストが指摘 物議をかもしたシーン

 0-2で迎えた2回二死一塁、パイレーツのキャム・デバニーが左前打を放つと、これが記念すべきメジャー初安打となった。

 シーハンはそのボールが自分の元へ返されると、球審からも新球を受け取ってグラブの中で2つのボールを確認している様子だった。その後、一塁側のドジャースのベンチの方へと1個のボールを投げた。

 本来、記念球は敵軍のベンチへと返却する流れだが、 米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は自身のXで「エメ・シーハンがキャム・デバニーのメジャー初安打のボールを意図的に保持したようだ」とし、「審判がシーハンに新しいボールを投げ、彼は明らかにグローブの中でそれをすり替えた」と綴った。

 これに対し、地元放送局『SportsNet LA』でリポーターを務めるキルステン・ワトソンさんは自身のXで「エメ・シーハンは、意図的ではなかったと述べ、ボールが要求されていることに気づかず、誤解についてキャム・デバニーに対して個人的に謝罪すると語った」と伝えている。

 試合はドジャースが0-3でパイレーツに完封負けを喫し、2連敗。2位のパドレスも敗れたため、2.5ゲーム差は変わらず、地区優勝マジックは1つ減って「20」となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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