中日・石川 昂弥内野手(東邦)に嬉しい今季第1号本塁打が飛び出した。3日に一軍昇格を果たすと、「7番・三塁手」でスタメン…
中日・石川 昂弥内野手(東邦)に嬉しい今季第1号本塁打が飛び出した。3日に一軍昇格を果たすと、「7番・三塁手」でスタメン出場。6回に点差を広げる一発を放ち、起用に応える活躍を見せた。
まさに「一発回答」だ。今季は開幕から4番を任されたが不振にあえぎ、二軍落ちを経験。シーズン途中には西武から佐藤 龍世内野手(北海ー富士大)がトレード移籍を果たし、新外国人のマイケル・チェイビスを獲得するなど、ライバルが増えるばかりだった。それでもファームで打率3割越えと結果を残すと、再び一軍に呼ばれ、昇格即本塁打と最高の結果でチームの勝利に貢献した。
ただし、三塁手争いには佐藤やチェイビス以外にも、福永 裕基内野手(天理―専修大―日本新薬)、高橋 周平内野手(東海大甲府)ら怪我で離脱していレギュラー選手も多い。さらにはルーキーの森 駿太内野手(桐光学園)が5本塁打を記録するなど、将来が有望視される選手も控えている。
石川もドラフト1位で入団して6年目。今年24歳とひとつの正念場を迎えている。三塁手のレギュラー定着へ、結果を出し続けることが出来るのか。中日の若き大砲の覚醒に期待したい。