8月31日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、新シーズンが開幕したドイツ・ブンデスリーガを特集。サッカー好きで知られる…

8月31日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、新シーズンが開幕したドイツ・ブンデスリーガを特集。サッカー好きで知られるウエストランドの井口浩之と元サッカー日本代表の柿谷曜一朗が、ブンデスで活躍する“注目の日本人選手”をそれぞれ紹介した。
2026年のW杯が迫る中、ブンデス所属の日本人選手にも注目が集まっている。柿谷はサッカー選手にとっての“W杯直前のシーズン”について、「やっぱり意識はします。その中で、ケガが一番怖い。でも皆は、それを気にしてプレーできるリーグにはいないから、思い切ってやるしかない。移籍すると出番が減る選手もいるので、すごくシビアな年になる」と、世界のプロリーグの厳しさに触れた。
そんなブンデスで活躍する“推し”の日本人選手についてウエストランド井口は、マインツのMF佐野海舟選手をプッシュ。「岡山県津山市出身で、完全に同郷。サインも持ってます!」と私情マシマシでアピール。そして佐野のプレースタイルについて「デュエルで世界と戦える日本人、これは何が良いんですか?」と柿谷に尋ねた。
柿谷いわく「まずは“読み”ですね。2~3秒後にどういう展開でボールが回ってくるか、読めていると思う。そこに身体の動かし方がついてきている。彼は少年時代から“下駄”を履いて体幹トレーニングをしていた、それが今に活きている」と、佐野選手の体幹の強さ、バランス力を解説した。

その柿谷が推すのは、今シーズンからブンデス初挑戦となるフライブルクの鈴木唯人選手。「力強いドリブルが魅力。パスもアシストもできるが、人を使うプレーよりも自分で最後まで行ききる力がある」と、独力でも試合を切り拓ける能力を称賛する。
そして清水エスパルス時代の鈴木選手を振り返り、「現役時代に何度か対戦したんですが、乾(貴士)選手と試合後に“この選手ヤバイよ”と話をしていた、それが彼だった」と、当時から光るものがあったという。さらに柿谷は「NEXT香川真司……とは言いませんが、どちらかと言うともっと前線の選手なので。でも得点能力に長けた素晴らしいストライカーだと思う」と、重ねて称賛していた。
(ABEMAスポーツタイム)