8月の世界新体操選手権(ブラジル・リオデジャネイロ)で日本初の団体総合金メダルに輝いた、松山市出身の西本愛実(めぐみ)…

 8月の世界新体操選手権(ブラジル・リオデジャネイロ)で日本初の団体総合金メダルに輝いた、松山市出身の西本愛実(めぐみ)選手(17)が3日、愛媛県庁と松山市役所を表敬訪問した。

 西本選手は地元の中学を卒業後、昭和学院高(千葉)に通いながら日本代表の一員として活躍している。

 県庁では職員らが出迎え、中村時広知事が「愛顔のえひめ文化・スポーツ賞」を贈呈。中村知事と懇談した西本選手は「夢なんじゃないかと実感がなかったけれど、みなさんに報告する中で『金メダルを取ったんだな』と感じられるようになりました」と話した。

 五輪でのメダル獲得が夢という西本選手。「来年の世界選手権で3位以内に入り(2028年ロサンゼルス五輪の)出場枠を勝ち取りたい」と語った。その後訪れた市役所では「市文化スポーツ栄誉賞」が贈られた。(宮沢崇志)