【MLB】パイレーツ9ー7ドジャース(9月2日・日本時間3日/ピッツバーグ)              【映像】大谷、衝…

【MLB】パイレーツ9ー7ドジャース(9月2日・日本時間3日/ピッツバーグ)              

【映像】大谷、衝撃46号で“異様な光景”

 ドジャースの大谷翔平投手がパイレーツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。キャリア最速&球団史上最速の一撃は、敵地の観客席をも揺るがす“異様な光景”を生んだ。

 1ー4と3点を追う3回1死走者なしの第2打席。相手は2番手で登板した注目のルーキー右腕バッバ・チャンドラー。大谷はカウント3ー1からの5球目、時速99.2マイル(約159.6キロ)の直球を完璧に捉えた。打球は打球速度120マイル(約193.1キロ)、打球角度23度の鋭いライナーとなってライトスタンドへ一直線。飛距離373フィート(約113.7メートル)の“爆速アーチ”は、敵地PNCパークを騒然とさせた。

 この1発は大谷にとって7試合ぶりの46号であり、ドジャース移籍後通算100本目の節目の本塁打となった。記念すべきアーチは、数字だけでなくスタンドにも強烈なインパクトを残した。

 打球が観客席に突き刺さった瞬間、敵地ファンの間には大きなざわめきが広がる。ドリンクらしき液体が宙を舞い、立ち上がってボールを奪おうとする観客が殺到。座席から身を乗り出すファンや、手を伸ばす人々の姿が次々と映し出され、まさに“争奪戦”の様相となった。見事にホームランボールを手にしたファンは“まさか自分が!?”とでもいうように、驚きの表情を浮かべていた。

 豪快な1発がもたらしたのは、敵地ながら熱狂と混乱が入り混じる異様な光景。大谷のキャリア最速弾は、打席だけでなくスタンドをも巻き込む劇的な場面となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)