【WRC 世界ラリー選手権】第10戦 ラリー・パラグアイ(デイ1/日本時間8月30日)【映像】標識をぶっ壊す→放送禁止用…
【WRC 世界ラリー選手権】第10戦 ラリー・パラグアイ(デイ1/日本時間8月30日)
WRC(世界ラリー選手権)の第10戦がパラグアイで日本時間9月1日まで初開催。ヒョンデのエースドライバー、ティエリー・ヌービルが初走行のコースで苦戦し、マシンが接触した標識を破壊するアクシデントがあった。
今季、ヌービルの調子が上がっていない。持ち味である冷静沈着なドライビングスタイルを活かして、昨年悲願のチャンピオンを獲得したクレバーなドライバーだが、今季は第9戦終了時点で総合5位。同僚のオィット・タナックにも先行されている。
そして迎えた今大会「ラリー・パラグアイ」はWRC初開催で、路面状態が掴みにくく、競技初日から多くのドライバーが苦戦。また、初めて走るステージで、ベテランドライバーも新人ドライバーとイコールコンディションでの勝負となる。そしてSS7でヌービルの乗ったヒョンデ i20 N ラリー1は、左コーナーを曲がりきれずに立ち上がりでスピンしてしまったのだ。すぐにターンして進行方向へ戻ったものの、あたりは土ぼこりが立ち込めてしまい、視界が悪い。
また、ここは日頃から生活道路として使われている道のようで、コース周辺には電柱や家も見られるが、コースがはっきり区切られているわけではない。そんななか、次の左コーナーではインを攻め過ぎてしまい、コース脇に立てられていた小さな標識にぶつけて、これを破壊してしまった。
このすぐ後にヒョンデのチーム無線が流されたが、どうやら激昂したヌービルが放送禁止用語を言い放ったらしく、「ピー」音が入っている始末。うまくいかないことが重なり、普段は温厚なヌービルも感情が爆発してしまったようだ。
この動画はヒョンデ公式Xでも「ワイルドな瞬間」と取り上げられており、そこに付け加えられたSS走行後のインタビュー映像では、ヌービルの憮然とした表情も見られた。ただし、さすがはディフェンディングチャンピオン、この後は巻き返し、最終的に今大会を3位で終えている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)