元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が1日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイ…
元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が1日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。7日(日)に阪神競馬場で行われるセントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏はGI馬ママコチャ(牝6、栗東・池江泰寿厩舎)を1頭目に挙げた。スプリンターズSの前哨戦では、23年北九州記念、24年セントウルSと2年連続2着の叩き良化型。「本番に向けて状態を上昇させるのが常ですが、今年に関してはこの上があるのかと、非常に楽しみな好仕上がりに映る」と口にし、「体全体に多少のゆとりは残しつつも、筋肉の立体感が素晴らしく、立ち姿勢も美しい。陽光に照らされた毛づやも抜群で、言うことがない」と褒めちぎった。
意外にも阪神芝1200mは初出走となるが、田井氏は「スピード勝負に不安はなしでしょう」と太鼓判。その理由について、「背中が流麗で、前後躯のバランスが秀逸。推進力の伝達がスムーズに行われるため、スタート能力、機動力で他馬に劣ることはない」と述べた。ベテランの域に入ってきた6歳牝馬だが、「昨年の立ち写真と比較して筋肉が落ちている部分は見当たりませんし、戦績が示す通りに充実一途」とし、「今からスプリンターズSに向けて馬体がどのように上昇カーブを描くか、多岐にわたる妄想が膨らみますが、今年こそ休み明け初戦から勝ちきる姿が見られそう」と期待した。