キム・ヘソンの復帰でオーダーに変化は生まれるのか(C)Getty Images レギュラーシーズン最後の1か月を迎える中…

キム・ヘソンの復帰でオーダーに変化は生まれるのか(C)Getty Images
レギュラーシーズン最後の1か月を迎える中、負傷者リスト(IL)入りしていたドジャースのキム・ヘソンが復帰し、出場選手登録された。痛めていた左肩も回復し、マイナーの試合では左翼のポジションでのプレーもこなすなど、再びドジャースで攻守での貢献が期待されている。
韓国メディア『OSEN』が9月1日、キム・ヘソンの現状を伝えるトピックを掲載した。その内容によると、現地7月29日に左肩の炎症のため負傷者リスト(IL)入りとなって以降、8月下旬より3Aの試合で9試合にリハビリ出場。打撃成績として、「打率.324(34打数11安打)、3打点5得点、OPS.780を記録。9試合中8試合で安打を放ち、3試合でマルチ安打を記録した」と説明している。
また、8月31日に最後となるゲームを終え、「キム・ヘソンが左翼手としてフル出場し、メジャー復帰への準備を整えた」とレポート。オクラホマシティ・コメッツの一員として出場した3Aメンフィス・レッドバーズ(セントルイス・カージナルス傘下)戦において、「『2番・左翼手』として先発出場。4打数2安打1打点1得点2三振を記録した」などと綴っている。
同メディアが紹介するように、3Aで3割を超える打率を残し、毎試合の様に安打を記録していることからも、バッティングは好調時のパフォーマンスであると捉えられる。そして守備面では、左翼のポジションを守っていたとして、メジャー復帰後での起用法も注目が集まる。
ドジャースはマイケル・コンフォートが左翼で常時出場し、守備はそつのないプレーを披露しているものの、打率が現在も1割台と低迷。終盤戦を前にラインナップの再考を求める声が上がり続けている状況だ。
『OSEN』は、チーム合流後、「キム・ヘソンが新しい役割を担う可能性が出てきている」とも見込んでいる。プレーオフまでの最後の1か月、背番号6がチームのラストスパートを後押しする存在となるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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