マウンドに倒れ込んだアダム。今季絶望の見通しとなった(C)Getty Images ドジャースを追いかけるパドレスに衝撃…

マウンドに倒れ込んだアダム。今季絶望の見通しとなった(C)Getty Images
ドジャースを追いかけるパドレスに衝撃が走った。リリーフ右腕のジェーソン・アダムが現地時間9月1日、本拠地でのオリオールズ戦に登板し、左脚を痛めて緊急降板した。
【動画】衝撃!パドレスのアダムがマウンドに倒れ込み苦悶の表情
6回途中から登板したアダムは、7回のマウンドに上がり、一死一塁からガナー・ヘンダーソンの遊撃への打球に反応。その際に脚を痛めたようで苦悶の表情を浮かべ、その場に倒れ込んだ。
『MLB公式サイト』は「トレーナーが様子を見に駆けつけた後、アダムはチームメイトに助け起こされ、カートでフィールドから運び出された。パドレスのマイク・シルト監督は試合後、アダムが大腿四頭筋腱断裂を負ったと発表した」と伝えている。
アダムはMRI検査を受ける予定だが、本人は「回復にはおそらく6~9か月を要する見込みで、春までに復帰できることを期待している」と述べたようで、今季絶望になる見通しだ。
同サイトは「パドレスは昨夏のトレード期限にこの右腕を獲得し、それ以来、彼はチームのブルペンで最も信頼できる投手の一人となっている。今年初めてオールスターに選出され、65回1/3を投げて防御率1.93、70奪三振を記録している」と紹介している。
この日は主軸のフェルナンド・タティスJr.もスタメンから外れ、米スポーツ専門サイト『The Athletic』のデニス・リン記者は自身のXで「下半身の張り」だと説明している。試合は3-4でオリオールズに敗れ、地区優勝争いでドジャースとの差は「2.5」に開いた。
9月の大事な戦いがスタートした中、ドジャース追うパドレスにとっては大きな打撃となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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