<京滋大学野球連盟 2025年度秋季リーグ戦 第1節1回戦:花園大7-0明治国際医療大(8回コールド>1日◇わかさスタジ…
<京滋大学野球連盟 2025年度秋季リーグ戦 第1節1回戦:花園大7-0明治国際医療大(8回コールド>1日◇わかさスタジアム京都
花園大が明治国際医療大に7対0の8回コールド勝ちで白星発進。花園大の最速155キロ右腕・藤原 聡大投手(4年=水口)は7回を投げて、2安打3四死球6奪三振で無失点と好投した。
「チームが勝つために投げた結果が勝ちにつながったり、自分の夢につながると思ったので、まずはチームのために投げました」と藤原。球場のスピードガンでは最速で153キロを計測し、常時でも150キロ前後の速球をテンポ良く投げ込んだ。
「三振だと自分のリズムはできますが、野手のリズムはできにくいので、伸びのある真っすぐでフライを打たせたりして、野手にボールを触ってもらって、リズムができるように考えて投げていました」と球速が出る中でも打たせて取る投球を披露。これまではボール先行で四死球が目立つ場面もあったが、この日は3ボールになってもカウントを整えて打ち取ることができていた。
「支配下でプロに入ることが目標です」と試合後の取材で近日中にプロ志望届を提出することを表明。NPBに進めば、花園大からは初の快挙となる。
「みんなが応援してくれているというのはとても感じています。自分が行くことによって、後輩たちがプロを身近に感じるきっかけとなると思うので、自分だけの夢じゃないと感じています」と語る藤原。この試合にはスカウトも多く足を運んでおり、注目度の高さを感じさせる。果たしてドラフト会議ではどんな評価を受けるだろうか。