DeNAに3連勝で日本一に王手をかけ、タッチして喜ぶソフトバンクナイン=31日、横浜スタジアム【写真提供:共同通信社】

 

 

 

福岡ソフトバンクが3対2で横浜DeNAに勝利。パ・リーグ王者の力を見せつける圧巻の3連勝で日本一に王手をかけた。

 戦いの舞台を横浜スタジアムに移して行われた第3戦の先発は、今季6勝4敗、防御率3.68の武田と、同10勝2敗、防御率2.98のウィーランド。2試合連続で初回に得点を挙げている福岡ソフトバンクの打線がこの試合も同様に主導権を握った。1回表、先頭打者・柳田の安打をきっかけに2死3塁とすると、4番・内川のタイムリー2塁打で先制。さらに4回表、1死2、3塁の好機に高谷がしぶとくセンター前に弾き返す2点タイムリーでリードを3点に広げた。

 横浜DeNAの反撃は4回裏。1死から3番・ロペスがシリーズ1号のソロで1点を返すと、6回裏には2死満塁の場面で倉本がヘッドスライディングで内野安打をもぎとるタイムリーで1点差に。なおも満塁と好機は続いたが、ここまで無安打と精彩を欠く桑原が放った鋭い打球は惜しくもライトライナーに倒れた。

 1点を争う終盤を制圧したのは福岡ソフトバンクの強力なリリーフ陣だった。7回裏はモイネロがロペスと筒香から三振を奪うなど3者凡退で締めると、8回裏は岩嵜が1安打を許しながらも無失点。9回裏は絶対的守護神・サファテが危なげなく締めくくり2セーブ目。勝利投手は2番手の石川に2勝目が付いた。

 一方、後がなくなった横浜DeNAは先発・ウィーランドが5回1/3を3失点で降板するもリリーフ陣が無失点と好投。8回表には第1戦で先発した井納を投入するなど執念を見せた。悔やまれるのは4回裏の攻撃。ロペスの一発で1点を返した直後に安打と2つの死四球で1死満塁の好機を得るも、柴田とウィーランドが凡打に倒れた拙攻が響いてしまった。