<侍ジャパンU18代表 壮行試合: 侍ジャパン大学日本代表8-1侍ジャパンU18代表>◇31日◇壮行試合◇沖縄セルラース…

<侍ジャパンU−18代表 壮行試合: 侍ジャパン大学日本代表8-1侍ジャパンU−18代表>◇31日◇壮行試合◇沖縄セルラースタジアム那覇

 2025年9月5日から沖縄で開催される「WBSC U-18野球ワールドカップ」に向けた壮行試合が、2025年8月31日(日)にセルラースタジアム那覇にて行われた。対戦するのは、日米大学野球選手権大会で5連勝を収めた大学日本代表チームだ。

 試合開始前のオープニングアクトでは、「カギダンススタジアム2025」で見事優勝を飾った小禄のダンス部 が登場。迫力あるダンスパフォーマンスでスタンドを沸かせ、会場全体が一気に熱気に包まれた。さらに始球式には、1991年夏の甲子園で沖縄水産のエースとして全国準優勝に貢献した 大野倫氏が、当時を思わせる沖縄水産のユニフォーム姿で登場。往年の名投手の雄姿に、球場からは懐かしさと敬意を込めた拍手が広がった。沖縄の高校野球の歴史を象徴する存在が、次世代を担う選手たちの門出を祝福する姿は、多くのファンの胸を熱くしたことだろう。

 大学日本代表は2回表に本塁打で先制すると、四回に2点、七回には一挙4点を加えて試合を優位に進めた。そして9回表にも追加点を入れた。

 計10安打を放ち、効率よく得点を重ねる盤石の内容。投手陣も7安打1失点に抑え、高校代表の反撃を許さなかった。

 一方のU-18日本代表は五回に藤森 海斗(明徳義塾)の適時打で1点を返したものの、好機を広げることができず、得点はその1点にとどまった。先発の下重 賢慎(健大高崎)が力投を見せ、初回は打たせて取って3者凡退。2回は一発ホームランを浴びたが、動じることなく後続を抑え、2回1安打1失点でマウンドを降りた。九回には石垣元気(健大高崎)が登板し、最速153キロをマークして2三振を奪うなど存在感を示した。

 試合は8-1で大学日本代表チームの勝利。U-18日本代表は強力な投手陣を相手に7安打と手応えを感じつつも、打線の繋がりをいかに生み出すかが今後の大きな課題となった。

<試合後のコメント>

小倉全由監督は藤森の活躍を評価した。

「新しいバット(木製バット)に慣れるまではまだまだだけど、木製バットに近いスイングを普段から練習をしているので、大学生ピッチャーにもついていけたのかなと思います。今年のバッターはよく打てると思う。藤森選手は守備ならどこでもやれるので助かっています。岡部飛雄馬選手(敦賀気比)にも外野をやってもらっているし、ファーストの今岡拓夢選手(神村学園)も本当はショートの選手だし、やったことあるポジションが多い選手がいて助かります。点は取られたけど、選手たちは自分たちの色を出せた試合だったと思う。」

そして153キロ右腕・石垣 元気(健大高崎)は大学生たちのレベルの高さを実感していた。

「自分としては良い感じで投げれていたけど、大学生の方が一枚上手でレベルの高さを感じました。相手のピッチャーを間近で見て、身体つきも違うし自分もああならないといけないなと思いました。三振を取れたことは自信を持って、大会までには万全の状態にできるようにしっかりと準備していきたいです。」

 9月2日(火)には沖縄県高校選抜チームとの壮行試合が予定されている。甲子園での沖縄尚学優勝からの熱が続き、チケットは完売になるほど注目を集めている。