ATP公式サイトは、「BNPパリバ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)で、予選通過者のジェレミー・シャルディ(フランス)が30日、2012年「BNPパリバ・マスターズ」の準決勝進出者であるジル・シモン…

ATP公式サイトは、「BNPパリバ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)で、予選通過者のジェレミー・シャルディ(フランス)が30日、2012年「BNPパリバ・マスターズ」の準決勝進出者であるジル・シモン(フランス)を66分にわたる戦いで6-3、6-0で下し、全5回の対戦で初となる勝利を上げた。と報じた。

次は第14シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。

ワイルドカード枠のニコラ・マウ(フランス)は、過去の予選通過者であるバセク・ポシュピシル(カナダ)を2時間35分にわたる対戦で 5-7, 7-5, 7-6(4) で下した。ポシュピシルは12本のエースを奪い、ファーストサービスの得点では6ポイントしか落としていない(49/55)。一方、「ATPファイナルズ」の挑戦者であるパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦するマウは、11本のエースを奪い、ファーストサービスでの得点で落としたのは7ポイントだ(47/54)。

「身体の状態は良く、エネルギーに満ち溢れているよ」「サーブも動きも良かった。マスターズ1000で優勝することはとても嬉しいことだね」とマウは語った。

スティーブ・ジョンソン(アメリカ)とライアン・ハリソン(アメリカ)のアメリカ人2人は30日、早々に大会を去った。ロビン・ハッサ(オランダ)はジョンソンを51分の試合で6-2、6-1で下し、2013年以降初となるATPマスターズ1000の世界ツアーで初戦を制した。ハッサは「イタリアオープン」と「ウェスタン・サザンオープン」で今年2つのマスターズ1000のタイトルを獲得した第4シード、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

ラッキールーザーであるペーター・ゴヨブチック(ドイツ)は、ハリソンを85分にわたる対戦で7-6(5)、6-3で下した。次の対戦では、第4シードであるドミニク・ティーム(オーストリア)への挑戦となる。

「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」のチョン・ヒョン(韓国)は1勝差でエミレーツATP世界ランキング1位を固持する本大会第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。チョンは既に先程のズベレフの兄、ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を57分の対戦で6-0、6-2で下している。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・マスターズ」予選を勝ち上がり、本戦2回戦進出を決めたシャルディ

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)