お立ち台に上ったDeNA・宮崎(左)と藤浪(C)産経新聞社 DeNAは8月31日の中日戦(横浜)に2-0で競り勝った。先…

お立ち台に上ったDeNA・宮崎(左)と藤浪(C)産経新聞社

 DeNAは8月31日の中日戦(横浜)に2-0で競り勝った。先発の藤浪晋太郎が7回無失点9奪三振の力投。阪神時代の2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1073日ぶりのNPB勝利を飾った。

【動画】ベンチの藤浪も笑顔!宮﨑敏郎の代打タイムリーをチェック

 その藤浪の代打で登場し、勝利をグッと引き寄せたのが、宮崎敏郎のバットだった。1点リードの7回二死一塁。36歳のベテランは、中日2番手左腕・斎藤綱記の131キロのフォークを拾い上げた。

 見送ればボールかという難しい低めの球だったが、巧みなバットコントロールで左翼線のフェアゾーンに落としてみせた。一塁走者・知野直人の好走塁もあり、貴重な2点目を呼び込んだ。

 このタイムリー二塁打には、ベンチの藤浪も笑顔の花を咲かせた。ファンはSNS上で脱帽の様子で「このラインに打って打球が全く切れない…」「意味不明なド変態打法」「こんなんもう人間国宝よ」といった驚き交じりのコメントが見られた。

 昭和63年生まれで、12月に37歳を迎える宮崎は、2021年11月に国内FA権を行使せず、総額12億円+出来高の6年契約を結んでおり、今年が4年目。この日は疲労を考慮され、スタメンを外れたが、衰えを見せないベテランは「36歳⁉︎まだまだ出来るわ!」「匠の技」「さすがに仕事人すぎる」とベイ党をうならせている。

 中継した『DAZN』を通じてのヒーローインタビューでは、藤浪と横に並んだ。剛腕を「晋太郎」と下の名前で呼び、「粘り強く投げていたので、何とか次の1点を…と思っていました。いいところに落ちてくれたし、知野がよく走ってくれました」と声を弾ませた。

 阪神時代の藤浪とは対戦を重ねており、「素晴らしい投手。本当に頼もしい思いで、ベンチから見ていました」と褒めちぎった。クライマックスリーズ圏内を争う中日を突き放した価値ある白星。ベテランと新戦力の競演が、DeNAを上昇気流に乗せていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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