再びチームに戻ってきたドリスがチームに貢献している(C)産経新聞社 セ・リーグ首位の阪神は8月30日の巨人戦(甲子園)に…

再びチームに戻ってきたドリスがチームに貢献している(C)産経新聞社

 セ・リーグ首位の阪神は8月30日の巨人戦(甲子園)に3ー2と勝利。優勝マジックを「9」とし、2位巨人に今季最大タイの15ゲーム差をつけた。

 先発左腕の高橋遥人が5回8安打2失点と粘投する中、打線も援護。

【動画】主砲、佐藤輝明が井上の低めの変化球をしっかり捉えて適時打を放つ

 1-1で迎えた3回一死一、三塁の場面では主砲、佐藤輝明の適時打で2-1と勝ち越し。

 その後、同点に追いつかれるも2-2で迎えた5回二死満塁から熊谷敬宥が押し出し四球をしっかり選び、3-2と勝ち越した。

 そして1点をリードした6回からは継投に入る。6回から登板したラファエル・ドリスは先頭の吉川尚輝にヒットを許しながらも、無死一塁から好調なリチャード砂川を低めのツーシームで中飛に打ち取ると、続くオコエ瑠偉も低めのスライダーでサードライナーとする。

 最後は二死一塁から代打で打席に入った佐々木俊輔を再び150キロのツーシームでニゴロに打ち取り、無失点でバトンを渡した。

 後半戦から戦いの輪に加わったドリスはこれで12試合に登板、1勝5ホールド、防御率0.79。ここまで11.1回を投げ、与四球はわずか2、奪三振率8.74(30日現在)と150キロ超の角度ある直球と変化球のコンビネーションも冴え、安定したパフォーマンスを示している。

 独立リーグ高知から7月に加入。推定年俸は10万ドル(約1470万円)と"コスパの良さ"でも話題を呼んでいる。

 かつて阪神でセットアッパー、クローザーとして活躍した経験を生かし、円熟味あふれる投球で再びNPBで光を放っている。 

 ファンの間でもドリスをめぐっては「安定感、あるわ」「やっぱり優秀」「タフでありがたい」「制球力が良くなっている」と評価が高まっている。

 入団会見では盟友、藤川球児監督のためにもチームの優勝のためにしっかり貢献したいと語っていた助っ人右腕。その言葉通り、勝利の方程式の一員として機能している背番号85の勇姿に引き続き、注目が集まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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