南半球のトッププレーヤーが集うスーパーラグビーに今季初参戦し、これまで1勝8敗のサンウルブズ(日本)は、14日に準本拠地のシンガポール・ナショナルスタジアムで南アフリカ・グループ首位のストーマーズに再び挑む。 キャプテンのHO堀江翔太は開…
南半球のトッププレーヤーが集うスーパーラグビーに今季初参戦し、これまで1勝8敗のサンウルブズ(日本)は、14日に準本拠地のシンガポール・ナショナルスタジアムで南アフリカ・グループ首位のストーマーズに再び挑む。
キャプテンのHO堀江翔太は開幕から9試合連続先発で体を張り続けてきたが、マーク・ハメット ヘッドコーチは疲労を考慮したか、この試合では堀江をベンチに置くことを決めた。代わりに木津武士が2番で初先発となり、ゲームキャプテンはCTB立川理道が務める。
38歳になったばかりのベテランLO大野均は休養。背番号4を任されたのは、4週間の出場停止処分(4月8日のストーマーズ戦で相手FBに危険なタックルをしたため)が明けたティモシー・ボンドだ。
9番は日和佐篤が取り戻し、それ以外は先週のフォース戦と同じスターティングメンバーとなった。
サンウルブズがジャガーズ戦に続く2勝目へ向けハングリーな一方、ストーマーズはライバルとの差が詰まっており、彼らにとって初のシンガポール試合は絶対に落とせない戦いとなる。現在6勝3敗(勝点29)で南アグループ首位を走るストーマーズだが、同カンファレンスのブルズ(勝点28)や、アフリカ別組のライオンズ(勝点27)、シャークス(勝点26)とプレーオフ進出枠を争っており、サンウルブズからボーナスポイント付きの勝利を狙っている。
4月8日にケープタウンでおこなわれたサンウルブズとの第1戦は46-19で大勝したものの、ロビー・フレック暫定ヘッドコーチはミスタックルが30回もあって相手に3トライ奪われたことを気にしており、チーム最大の武器であるディフェンスにもう一度フォーカスさせる。
南ア代表でもあるLOエベン・エツベスがふくらはぎの負傷でシンガポール遠征には参加しておらず、新星WTBレオリン・ザスが出場停止中で不在だが、FW、BKとも戦力は充実しており、サンウルブズにとってはタフな試合になりそうだ。
1.三上正貴(東芝) 2.木津武士(神戸製鋼) 3.垣永真之介(サントリー) 4.ティモシー・ボンド(前ベイ・オブ・プレンティ/NZ) 5.ファアティンガ・レマル(宗像サニックス) 6.リアキ・モリ(前ブルーズ/NZ) 7.アンドリュー・ドゥルタロ(アメリカ代表) 8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州) 9.日和佐篤(サントリー) 10.トゥシ・ピシ(サモア代表) 11.ジョン・スチュワート(フィジーA代表) 12.立川理道(クボタ) 13.デレック・カーペンター(前トヨタ自動車) 14.山田章仁(パナソニック) 15.リアン・フィルヨーン(NTTドコモ)
〔リザーブ〕
16.堀江翔太(パナソニック) 17.具智元(拓殖大) 18.浅原拓真(東芝) 19.細田佳也(NEC) 20.安藤泰洋(トヨタ自動車) 21.矢富勇毅(ヤマハ発動機) 22.田村優(NEC) 23.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ)