◇米国女子◇FM選手権 3日目(30日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)「66」をマー…
◇米国女子◇FM選手権 3日目(30日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)
「66」をマークした古江彩佳、「72」だった山下美夢有との第3ラウンドの同組対決で、竹田麗央は「69」で回った。それぞれが集中力を高め、上位をうかがうプレーぶりは今季米女子ツアーでの日本人選手の力強さを象徴するもの。とはいえ、3人のうちで最も若い、22歳の疲労度は“お姉さん”2人のそれとは比ではないのだ!
この日の朝、目覚めたのは午前4時だった。古江、山下が前日に第2ラウンドを終えていたのに対し、竹田は雷雨による中断の影響を受け、未消化分のプレーを午前7時から戦っていた。前半5番の第3打から再開し、続く6番でバーディが先行。これまた同組だった日本の先輩、畑岡奈紗と競うようにスコアを伸ばし同ラウンドで「66」をマークした。
その後、午後2時4分から「日本(でプレーしている)みたいでした」という第3ラウンドに突入。3人そろって7アンダーの9位からスタートし、序盤2番(パー5)で残り205ydの第2打を3UTで2オンに成功、7mを流し込んでイーグルを奪った。
4番のバーディでさらに一歩前に出たが、後半は古江に逆転される展開に。17番をバーディとした後、3人で唯一2オンを狙った18番(パー5)ではグリーン奥からショートゲームのミスが重なってボギーフィニッシュになった。
「全体的にはすごいミスショットもなく安定していた。後半のボギー2つがもったいなかったですけどバーディも取れていたので、ぼちぼちかな…と」。なにせ、計32ホールのプレーで心身ともにくたくただ。さらに多く回った記憶があるのは36ホール競技の「全米女子オープン」の予選会くらい。通算10アンダー10位で迎える最終日の午後まで…とりあえず休んで!(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)