東京五輪やパリ五輪で注目を集めた自転車競技「BMX(バイシクルモトクロス)」の国際基準を満たした施設「名古屋競輪場BM…
東京五輪やパリ五輪で注目を集めた自転車競技「BMX(バイシクルモトクロス)」の国際基準を満たした施設「名古屋競輪場BMXレースコース」が、名古屋市中村区中村町に完成した。来年秋のアジア競技大会の会場として利用される予定。BMXの迫力ある走りを誰でも体験することができる。一般利用は31日から。
名古屋競輪組合と同競輪場の包括運営を担うJPF(東京都)が、隣接する名古屋競輪場の観客席などを取り壊し、約17億5千万円をかけて整備した。
レースコースの敷地面積は約1万平方メートル。コースの全長は約330メートルで、高さ5メートルのスタートヒルのほか、コースの幅やコーナーの数などは国際基準を満たしていて、複数の選手がジャンプをし、コーナーを駆け抜け、速さを競う。
路面の一部に石灰ダスト舗装を施した全天候型コースは、茨城県つくば市のサイクルパークつくばに次いで全国で2カ所になるという。
完成したコースは11月1、2日に開かれるアジア自転車競技選手権大会BMXレーシングの会場になるほか、来年秋のアジア競技大会でも利用される予定。
30日は式典があり、名古屋競輪組合管理者の広沢一郎・名古屋市長や、日本自転車競技連盟会長でJOC会長の橋本聖子参院議員らが出席。広沢市長は「サイクルスポーツの関心が高まり、将来のオリンピック選手が生まれることを期待し、幅広く利用を呼びかけていきたい」と話した。完成したコースでは選手たちによるデモ走行などもあった。
一般の利用時間は午前11時~午後5時。ウェブでの事前予約が必要で、料金は1日券が一般2千円、大学・高校生1500円、中学生以下1千円。月、火曜日は休み。定期券の販売もあるほか、初心者向けの体験会や乗り方の指導会なども予定されている。(松永佳伸)