大相撲旭場所が30日、千葉県の旭市総合体育館で開かれ、満員の約2400人の観衆が大相撲を堪能した。 「平成の大合併」で…
大相撲旭場所が30日、千葉県の旭市総合体育館で開かれ、満員の約2400人の観衆が大相撲を堪能した。
「平成の大合併」で現在の旭市が誕生して20周年の記念事業の一環。米本弥一郎市長は「旭場所の大成功と皆様の健康を祈っている」とあいさつした。
稽古では、先の名古屋場所を途中休場し、夏巡業には途中から合流した横綱豊昇龍関は関脇若隆景を指名して申し合いをし、順調な回復ぶりを見せた。横綱土俵入りでは、昇進した横綱大の里関の力強い姿に盛んな拍手が沸いた。
31日に埼玉・春日部で夏巡業を打ち上げると、秋場所の新番付発表が9月1日に控えている。巡業部長の境川親方(元小結両国)は「この巡業では上位陣はよく稽古できていた」と話していた。(エリアリポーター・根岸敦生)