再び中日戦に先発するDeNA・藤浪晋太郎(C)産経新聞社 DeNAに新加入した藤浪晋太郎が8月31日の中日戦(横浜)に先…

再び中日戦に先発するDeNA・藤浪晋太郎(C)産経新聞社

 DeNAに新加入した藤浪晋太郎が8月31日の中日戦(横浜)に先発する。同30日に予告先発投手が発表された。

 藤浪は今月17日の同カード(バンテリン)で今季初登板初先発。阪神時代の2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1059日ぶりのNPB復帰登板を果たした。

【動画】1059日ぶりのNPB復帰登板!藤浪晋太郎の154キロをチェック

 この試合で注目を集めたのが、中日が先発投手の松葉貴大を含め、スタメンに左打者9人を並べた点だ。

 藤浪の“悪癖”でもある右打者への抜け球による死球を警戒しての采配とみられるが、結果的に細川成也やマイケル・チェイビスといった長距離砲がベンチスタートとなった。

 藤浪は5回1失点。与四死球は1のみで、自身に白星こそ付かなかったが、チームは延長12回の末に競り勝った。

 中13日。再び藤浪VS松葉の顔合わせとなった。ファンは早くもヒートアップ。SNS上では「舐められとるわ」「闘う顔見せんと」と息巻くコメントが見られる一方で、「選手生命第一でいい」「怪我のリスク回避を優先した監督さんを逃げてるとか批判するのはどうかと思うよ」と“擁護”する声も寄せられた。

 クライマックスシリーズ進出圏内を争う両チーム。果たして今回、中日の先発オーダーはどうなるのか。プレーボールが告げられる前から、注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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