山瀬は今季が高卒6年目シーズンとなる(C)産経新聞社 巨人の高卒6年目捕手、山瀬慎之助の打棒が注目されている。 8月30…

山瀬は今季が高卒6年目シーズンとなる(C)産経新聞社
巨人の高卒6年目捕手、山瀬慎之助の打棒が注目されている。
8月30日のロッテ戦(ロッテ浦和)に「6番・捕手」で先発出場した山瀬は0-0で迎えた3回二死二、三塁の好機に打席に入ると先発左腕、吉川悠斗の投じた低めの直球を振り抜くと、打球はぐんぐんと伸びて右翼スタンドを越えていった。
【動画】軽く振って、逆方向へ!「打てる捕手」としても存在感を示す山瀬
軽く振ったかのように見えるスイングでも圧巻の逆方向弾。山瀬は28日の楽天戦でも今季ファーム1号となるアーチを放っており、2試合連続の本塁打となった。
肩の強さは球界でもトップクラスとして知られる「令和の慎之助」も、今季は未だ1軍出場なし。
ソフトバンクから師匠格の甲斐拓也がFA移籍、捕手ポジションは熾烈な争いが続く中、ここにきて頭角を示しているのが岸田行倫。「打てる捕手」としても存在感を見せている。
一方で甲斐が負傷抹消となったことで、招集されたのはベテランの小林誠司。昨年もスガコババッテリーで盛り立てたとあって、引き続きの貢献が期待されている。
そんな中、2軍で研鑽を積む山瀬もここまでファームでは打率.333(29日現在)とアピールを続けている。
元々パンチ力ある打撃も持ち味とあって、30日の圧巻の逆方向弾が「DAZNベースボール」の公式Xで配信されるとファンの間からも「これはもう、捕手としてというより打者としても見たい」「1軍にあげてくれー」「こんな飛ぶメカニズムが分からない!」「そろそろ1軍に上げてみてはいかがでしょうか?」など、反響が拡がっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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