<都市対抗野球2025:JR東日本東北5-3トヨタ自動車>◇30日◇1回戦◇東京ドーム トヨタ自動車が延長タイブレーク1…
<都市対抗野球2025:JR東日本東北5-3トヨタ自動車>◇30日◇1回戦◇東京ドーム
トヨタ自動車が延長タイブレーク10回に勝ち越しを許し、初戦敗退となった。
7回までは先発の増居 翔太投手(彦根東ー慶応義塾大)が無失点に抑え、主導権を握っていた。しかし、8回に連打を許したところで2番手の川本 祐輔投手(尾道ー亜細亜ーJR東海)にスイッチすると、相手打線の勢いを止められずこの回一挙3点を失い同点とされた。
得点動かず延長タイブレークに突入すると、3番手の嘉陽 宗一郎投手(松山聖稜ー亜細亜大)が1死二、三塁から金沢 龍介外野手(秋田ー専修大)に2点適時打を浴びて勝ち越しを許した。2点を追いかける打線もその裏の攻撃で無得点に終わり、優勝候補が初戦で散った。
試合後、先発した増居は「コンディションが上がらない状況で、腕を振らずコースを狙い過ぎてしまう可能性があると、事前にキャッチャーにも伝えていた。そのなかで四隅に投げたり、コースにに強く投げたり、自分で意図したボールを投げることはできた」と振り返っていた。
今大会は昨年度覇者・三菱重工East、東芝と名門が相次いで初戦で敗れていたが、トヨタ自動車も早々に姿を消すこととなった。