◇米国女子◇FM選手権 2日目(29日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)岩井千怜は前夜…

岩井明愛と岩井千怜は期せずしてリンクコーデに

◇米国女子◇FM選手権 2日目(29日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)

岩井千怜は前夜、岩井明愛にスマートフォンでメッセージを送った。「あしたはこれで行くよ」。初日に続いて、同組でプレーする2日目のウェアの組み合わせを知らせたもの。“双子コーディネート”を意図していたが、同じホテルで別部屋の姉はすでに眠りこけていた。

「全然『既読』にならなくて…」と妹は少し残念に思いつつ、翌朝に互いの格好を見るとビックリ。襟のタイプこそ違うとはいえ、グリーンのシャツにブラックのパンツとしっかりリンクしていた。雨に備えて着用していた別の柄のレインウェアを脱いだことで、中盤以降は遠目では判別が難しいほどのそろいぶりだった。

グリーンの半そでシャツで

見た目はそっくり、スタート時の順位は2アンダー31位と同じでも、プレーはもちろん別物。前半12番(パー5)、前日に“直ドラ”で2オンに成功した千怜はこの日、5Wを選択した。「絶対に届かない距離だったので、70yd(地点)くらいに刻んでチャンスを狙った」。その作戦は見事に当たり、最初のバーディを奪取。結局6バーディ、2ボギーの「68」をマークして通算6アンダー(暫定13位)に伸ばした。

一方の明愛は同じ12番で“直ドラ”にチャレンジ。「グリーンエッジまでは250ydくらい。ドライバーで良い当たりをすれば行くかなと思った」という。パーで終えたものの「ミスショットでしたけど良いところまでは行けた」と及第点。2バーディ、1ボギーの「71」で3アンダー34位にとどまったのは、「結構チャンスはあったんですけど、(パットが)入らず、入らずだった」とグリーンでの苦戦が大きかった。

午前中のスタートだったからこそホールアウトできた

雷雨によるラウンド中の2度の中断中は、一緒にダンス動画を見ながらリラックスした。夕食代をかけてスコアで勝負した初日はドロー。「負けたんで、きょうは自分がおごります」と宣言した姉は「まだ2日あるから、今度は自分が勝てるように頑張ります」と笑った。「まだまだ優勝争いもできる位置なので、あきらめずに頑張ります」と妹。組は分かれても、そろって決勝ラウンド進出が濃厚だ。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)