【WWE】RAW(8月25日・日本時間26日/イングランド・バーミンガム)【映像】グラサンと紙が飛び散った衝撃の「もらい…

【WWE】RAW(8月25日・日本時間26日/イングランド・バーミンガム)

【映像】グラサンと紙が飛び散った衝撃の「もらい事故」

 “受け身が上手いレスラー”との呼び声も高い小悪党レスラーが、セコンドでもその類まれな才能を披露。リング下で顔面にキックを被弾すると、見事にグラサンが弾け飛び、手持ちの紙がヒラヒラ。まるで映画のワンシーンのような“美しいやられっぷり”。絵に描いたような“とばっちり”事故に、ファンから驚きと称賛の声が相次いだ。

 WWE「RAW」ではペンタとコフィ・キングストンがシングルで対戦。好調マスクマンと実力者の好勝負が展開されたが、見どころはコフィ陣営のセコンドとして不穏な動きを続けていたグレイソン・ウォーラー。やられっぷりナンバーワンの男が“ワンショット芸”でファンを唸らせた。

 開始早々からペンタが試合の主導権を握り、空中殺法とパワフルな攻撃を連発。コフィも持ち前のスピードと粘り強さで反撃し、一進一退の攻防が続く。

 試合中盤、ペンタはスリングブレードやバックスタバーで一気に畳み掛けるも、コフィもボムドロップやフェイマサーで応戦。決め技の掛け合いとなるなか、場外ではウォーラーが「“メキシカン・デストロイヤー禁止”署名活動」を展開し、リングサイドは騒然。その伏線を回収する衝撃シーンが訪れる。

 ペンタがダイブを狙った瞬間、ウォーラーが目の前に仁王立ち。これにイラっとしたペンタが、たまたま立っていたウォーラーの顔面へ理不尽なスーパーキックを炸裂。“バコッ”というエグい音とともに、サングラスが真っ二つに飛び散り、署名の紙がヒラヒラと宙を舞う光景は、まるで映画やアニメのワンシーンだった。

 実況は「どこをウロウロしているんだ、そりゃそんな目にあいますよね…」とウォーラーの“自業自得”を強調したが、実際には明らかな“とばっちり”の貰い事故。それでもファンからは「ウォーラーの倒れ方、サングラスの壊れ方、署名の紙の飛び方」、この“3つ揃った芸術的なやられっぷり”に「きれいだったな…」「きれいなやられ方」と意外な称賛が寄せられた。

 バンプ(受け身)の技術の高さで定評のあるウォーラーだが、この日の目立ったシーンはこの場面のみ。それでも「サングラス破壊」「グラサンが割れた」「これはひどいw」「グラサンが割れるくらいの受けすごい」「素晴らしい紙吹雪」「紙飛ばすのうますぎ」「紙の散りが芸術的」など、バイプレイヤーに注目するファンから絶賛が鳴り止まなかった。

 その後の試合は、ウォーラーのタイミング良い介入によるペンタの動揺を突き、コフィが“トラブル・イン・パラダイス”を決めて劇的な逆転勝利。ペンタとコフィの攻防に加え、ウォーラーの存在感と抗争への布石も色濃く描かれ、今後の展開からも目が離せない内容となった。(ABEMA/WWE『RAW』)