◇米国女子◇FM選手権 初日(28日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)イーブンパーで迎え…

◇米国女子◇FM選手権 初日(28日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)
イーブンパーで迎えた後半8番(パー3)、グリーンの右手前から渋野日向子はウェッジのフェースをしっかり開いた。バンカー越え、ピンまで20yd強のアプローチは想像以上に強く飛び出して6m近くオーバー。パーパットを沈めきれず、終盤の痛いボギーにうつむいた。
今回が初体験のコース。ケンタッキーブルーグラスの青い芝からのショットは、見た目で飛び方が判断しにくい。「(グリーンエッジまで)10yd近くあったので、そんなに悪いイメージはなかったんですけど。あんなに振った感じはないのにな…」。続く9番は左ラフからの2打目でグリーンをとらえながら3パットボギー。2オーバーの下位スタートに天を仰いだ。
アプローチミスによる出だし1番のボギーこそ「(2打目が)良い方向に飛んでいたから、『まあ、ええか』という感じで切り替えられた」ものの、スコアをなかなか動かせない展開が続いた。相次ぐミドルパットのチャンスを決めきれないうちに、ショットにも微妙なズレが生じ始めた。16番(パー3)で5mを沈めて最初のバーディを奪ってから、後半2番(パー5)で2つ目。直後の3番(パー3)のボギーで勢いをそがれた。

「自分でコントロールができていない感じ」がもどかしい。「本当に打ってみなきゃわかんない(状態)。それが、アプローチだけじゃない」。難コース、難ホールではピン方向を避けて打つのが定石となる場合も多いとはいえ、「良い方の意味ではなく、広い方に逃げがち」なのが問題。「もうちょっと怖がらずにいきたい」と自らを鼓舞した。
午後のプレーとなる2日目は雨予報。体感距離が長くなるコースを今度こそ攻め立てたい。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)